「悔しい」——講師の永谷博司さんの口から何度もその言葉が繰り返し聞かれました。
10月30日(木)に「命の大切さを学ぶ教室」が1年生対象に開かれました。
この教室は赤い羽根共同募金の助成金により愛知県警と被害者支援センターが連携して開催する事業で、今回は1999年に西尾市で起きた「西尾ストーカー殺人事件」で当時高校2年生だった娘さんを亡くされた永谷さんを講師としてお招きして実施されました。
冒頭の言葉は、事件から26年経った今でも決して消えることのない思いとして口にされた言葉です。
娘さんを亡くされた悲しみ、加害者に対する怒りが語られた後、ストーカーによる迷惑行為を受けているなら、すぐに警察に相談して命を守ってほしいと切実に訴えられました。






